こんにちは!
埼玉県川口市に事務所を構え、川口市や草加市などで道路舗装工事をはじめ、外構工事・一般土木工事などの各種工事を手掛けている有限会社ニッケイです。
公共下水道工事の場所がどのように決定され、供用開始まで進むのか、気になることだと思います。
今回は、公共下水道工事の工事から供用開始までの流れについてご紹介していきます。
工事箇所の決定・設計委託
公共下水道工事において、工事箇所が決まったらすぐに設計委託発注という作業に入ります。
設計委託というのは、下水道工事を行う場所を地域のご要望や現場の状況を把握することにより決定し、更に設計をどこに委託発注するのかを協議します。
設計業者の決め方は、入札により決定することが多いです。
設計業者は、現地調査やレーダー探査などをすることで地下に何が埋まっているのかを確認し、それらを元に工事図面を作成します。
経済性・施工性・安全性などさまざまなことを考慮しながら、下水道管を設置する位置や施工方法などを検討していく必要があります。
工事士積算と工事発注
工事決定から現地調査と設計までを1年目で完了させ、2年目辺りからは工事費用の積算や工事の発注作業に本格的に入ります。
設計者が作成した図面をもとに、下水道工事全般にかかる費用を計算し、設計書を作成します。
次に施工業者をどこに依頼するのかを決定していきますが、この時の入札により行うことが多いです。
工事着手前には周辺住民の方へお知らせを行い、工事案内板の設置をした後、工事に着手していきます。
供用開始の告示・排水設備工事と完了検査
公共下水道工事が完成すると、供用開始の告示という告示をします。
告示は下水道法第9条において定められているものであり、「その区域で汚水処理が可能になった」ことを伝えるものです。
前年度までに整備を完了させた地域が毎年9月に供用開始となり、公共下水道への接続が可能になるという決まりです。
また、下水道法により、汲み取り便所の家屋やし尿浄化槽により処理する便所はそれぞれ排水設備工事を行う必要があります。
これらの完了検査を行うまでが、公共下水道工事です。
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